【第32回】京都のラーメン 「上品」を捨てた!? 京都のラーメンの面白さとは?日本初の料理評論家、山本益博さんはいま、ラーメンが「美味しい革命」の渦中にあると言います。長らくB級グルメとして愛されてきたラーメンは、ミシュランも認める一流の料理へと変貌を遂げつつあります。新時代に向けて群雄割拠する街のラーメン店を巨匠自らが実食リポートする連載です。 CREDIT :文・写真/山本益博 編集/森本 泉(LEON.JP) GOURMET山本益博のラーメン革命!京都ラーメン 今まで、京都でラーメンを食べるなど考えもしなかった。東京の人間にとって、京都は日本料理の最高峰で、出かけたい店が山ほどある。30代になってからだが、訪れた店は「嵐山吉兆」「川上」「たん熊」「河繁」「千花」「瓢亭」「菊乃井」「和久傳」「浜作」「未在」、まだまだ数えきれないほどある。 昔から「日本料理は椀刺しが華」と言われていて、
![「上品」を捨てた!? 京都のラーメンの面白さとは? | グルメ | LEON レオン オフィシャルWebサイト](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/890bf87ff721059e338f7d460d4eca7d5dc01dbe/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets-www.leon.jp%2Fimage%2F-%2F2023%2F05%2F25044309265957%2F1600%2FBook1_page-0001_3.jpg)