高松市牟礼町の道の駅「源平の里むれ」が、本物そっくりのうどんのミニチュアサンプル(模型)をあしらった名刺入れを8日から販売する。商談の場でさりげなく讃岐うどんをPRしてもらう狙いだ。 釜玉、えび天、ちくわ・半熟たまご天の3種類のサンプルを、アルミ製の名刺入れに張り付けた。値段は「ハハハと笑ってほしいから」と888円(税込み)に。 駅長の難波広孝さん(46)が市内のメーカーに製作を依頼。試作品を自ら使ったところ「初対面の相手でも空気が和む」と手応えを感じている。コシが命の讃岐うどん。難波さんは「空気は柔らかく、でも営業は粘りゴシで」。