土砂崩れで脱線した西武多摩湖線の電車=22日午後1時40分ごろ、東京都東村山市廻田町 22日午前11時半すぎ、東京都東村山市廻田町3丁目の西武多摩湖線沿線の土砂が崩れ、通り掛かった電車(4両編成)が脱線した。警視庁東村山署によると、乗客6人が乗っていたが、けがはないという。 東村山署によると、線路脇の斜面に立っていた電柱が土砂崩れで倒れ、電車に接触した。西武鉄道によると、電柱は架線を支えるもので、運転士が傾いているのを発見し、停止。崩れた土砂が車両に当たり、最後尾の車輪がレールから浮き上がったという。多摩湖線は運行を見合わせている。 現場は武蔵大和駅と西武遊園地駅の間で、乗客は電車を降りて、約130メートル離れた武蔵大和駅まで歩いた。