ヤフーとブックオフコーポレーションは4月24日、資本・業務提携を発表した。オークションサイト「ヤフオク!」と「BOOKOFF」の店舗を連携させ、中古品(リユース)の市場拡大を図る。ヤフー代表取締役社長の宮坂学氏は会見で「重要なのはリユース市場を拡大させることであり、2社で市場を独占する気はない」と強調した。 ブックオフが5月中旬に実施する第三者割当増資で、ヤフーは議決権ベースで15.02%の株式を取得する。あわせて、新株予約権付社債(CB)も引き受ける。CBをすべて転換した場合、ヤフーが所有する株式は議決権ベースで43.22%となる。 この提携により、BOOKOFF店舗で買い取った品物をヤフオク!上でも販売する。まずは中古本から販売し、CDやDVD、ゲームなども販売する予定。「2016年度までに、ヤフオク!で中古本1000万冊を自由に買えるようにしたい」(宮坂氏)との目標を掲げる。なお、ブ