東京都の猪瀬直樹知事(67)が昨年12月の知事選前に、医療グループ「徳洲会」側から5000万円を受け取っていた問題で、都議会は17日、総務委員会での集中審議を急きょ打ち切り、百条委員会に追及の場を移す方針を決めた。 20日の臨時議会で設置を正式決定し、24日にも開催される見通し。 都議会では、共産党が百条委の設置を主張していたが、最大会派の自民党などは「まずは知事から説明を聞くべきだ」と慎重だった。しかし、集中審議で知事の説明が二転三転を繰り返し、自民だけでなく、第2会派の公明党からも「総務委での追及には限界がある」との声が上がり、他の会派も百条委設置に方針転換した。 百条委では、猪瀬知事の出席を求めるほか、5000万円を徳洲会側に返却した鈴木重雄特別秘書(57)や、仲介役を務めた新右翼団体「一水会」代表の木村三浩氏らを証人喚問することも検討している。
![都議会、百条委設置へ…猪瀬氏特別秘書ら喚問も : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/24d6e778b81a2ee383cec9bb79091fecc9a513a4/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.yomiuri.co.jp%2Fphoto%2F20131217-615656-1-N.jpg)