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ブックマーク / saeaki.blog.ocn.ne.jp (12)

  • 有田芳生の『酔醒漫録』: 統一教会の文鮮明教祖死去にあたって

    (1)    統一教会(正式名称は世界基督教統一神霊協会)の文鮮明教祖が9月3日に92歳で亡くなった。私は四半世紀を超えて統一教会と闘ってきた。拉致問題解決に取り組むひとりとして、文鮮明氏が朝鮮戦争の動乱をきっかけに北朝鮮から韓国に移動し、そこで宗教団体を設立、反共産主義の立場から行動しつつ、生地(平安北道定州)に郷愁を覚えていたことに、南北朝鮮に生きる人たちの歴史の重みを感じている。 (2)    1954年に韓国で設立された統一教会は「混淫教」の流れをくみ、当初からスキャンダルにまみれていた。教祖の女性問題などが社会問題となったからである。密入国した信者が日で布教をはじめ教団が設立されたのは1959年。東京都の認証をえて宗教法人となったのは1964年。そのころから強引な布教とマインドコントロールで社会問題となっていく。「親泣かせの原理運動」と報じられたのは1965年である。 (3) 

    nakakzs
    nakakzs 2012/09/03
    そういえば前の選挙で有田氏を落とそうと(&山谷えり子議員を当選させようと)中傷ビラ撒きまくってたけど、結局それが逆に知名度上げたのか、比例トップ当選だったというオチがあったな。
  • 有田芳生の『酔醒漫録』: 「オセロ」中島知子さんに寄生する悪質霊能者の過去

    2月16日(木)「オセロ」の中島知子さんの「心の呪縛」が大きな話題になっている。いまや社会問題だ。芸能人だからテレビ報道の量も多い。しかしこの問題は一芸能人の課題を通じて、現代社会の病理を映し出している。そもそも日社会がマインドコントロール問題に注目したのは、統一教会の合同結婚式騒動のときだった。脱会したスポーツ選手が自ら受けていた心の支配を振り返り「マインドコントロール」という言葉を使った。社会的認知を受けたきっかけである。さらにオウム事件当時に多くの信者がバラバラになっていく経過で、政府は関係省庁連絡会議を開き、脱会カウンセリングをどう扱うかを検討した。だが具体的な施策が実行されることはなかった。当時私たちは全国の保健所が受け皿になり、カルトカウンセリングが可能な体制を準備したこともある。だが政治が動くことはなく、それから17年の歳月が経過して、いまがある。中島さんの問題解決への道筋

  • 有田芳生の『酔醒漫録』: 石原都知事不出馬ーー都知事選の構図

    有田芳生の『酔醒漫録』 ジャーナリストの視点で挑む日の根的転換。その眼から見た日々の雑感を綴ります。「酔醒」は中国の「梁書」にある「酒を飲むこと能はざるも、賓客交遊を好む。終日獻酬して、其の酔醒を同にす」から取りました。 2月22日(火)参議院制度改革の会議を終えて会議室を出たところで、石井一選対委員長に声をかけられた。議員堂で雑談。そのなかで都知事選の話題になった。ある新聞が石原都知事不出馬を書くと石井さん。実は昨夜のことだが、上杉隆さんが「石原さんは出ませんよ」と断定していた。その翌日に不出馬の情報だ。朝日新聞記者に問い合わせると、ネットで流しているころと聞く。石井さんの話していた新聞ではない。石原さんは自分の政策を継承してくれる候補者ならよかったのだ。ただし蓮舫参院議員が出るなら自分も出ると考えていたようだ。しかし参議院の情況や年齢からいって蓮舫出馬はない。そんな情報も加味して

  • 有田芳生の『酔醒漫録』: 【資料】「岡田幹事長の要請に対するご回答」

  • 有田芳生の『酔醒漫録』: 表現を規制する石原都知事の4選阻止をーー反対「陳情者」への手紙

    有田芳生の『酔醒漫録』 ジャーナリストの視点で挑む日の根的転換。その眼から見た日々の雑感を綴ります。「酔醒」は中国の「梁書」にある「酒を飲むこと能はざるも、賓客交遊を好む。終日獻酬して、其の酔醒を同にす」から取りました。 12月16日(水)漫画やアニメの表現の自由を恣意的に規制することができる「東京都青少年の健全な育成に関する条例の一部を改正する条例」が15日の都議会会議で可決されました。私のもとには全国から反対の陳情書が1000通以上、メールであるいは書簡で届けられました。みなさんの訴え一人ひとりに返信することができませんでしたが、ここにお礼を述べるとともに、表現規制を行う動きを阻止できなかったことをお詫びいたします。みなさんのメールは名前、住所、電話などが明記されたもので(なかには親から承認が得られなかったので匿名にしたという未成年からのメールもありました)、とても丁寧な内容の訴

  • 有田芳生の『酔醒漫録』: 「漫画表現規制条例」の危険  ある最高検幹部の高笑い

    有田芳生の『酔醒漫録』 ジャーナリストの視点で挑む日の根的転換。その眼から見た日々の雑感を綴ります。「酔醒」は中国の「梁書」にある「酒を飲むこと能はざるも、賓客交遊を好む。終日獻酬して、其の酔醒を同にす」から取りました。 12月15日(水)都議会会議で東京都青少年健全育成条例改正案が可決される。反対の陳情書が漫画家もふくめて怒濤のように送られてくる。ケータイに転送されるから、充電がなくなるほどの量である。健全育成のためのルール作りは必要だが、規制するのは最小限でなければならず、しかも恣意的運用が為されない最大限の保障が必要である。ところが改正案はそうなっていない。現行条例と業界の自主的規制で、この10年でも「不健全図書指定」は大きく減っている。恣意的運用についていえば「みだらな性行為」とは何かが明確にはされていない。「慎重な運用を求める」との付帯決議も賛成議員によれば「意味のないこと

  • 有田芳生の『酔醒漫録』: 菅直人政権の意味  漫画規制への危惧

    有田芳生の『酔醒漫録』 ジャーナリストの視点で挑む日の根的転換。その眼から見た日々の雑感を綴ります。「酔醒」は中国の「梁書」にある「酒を飲むこと能はざるも、賓客交遊を好む。終日獻酬して、其の酔醒を同にす」から取りました。 12月14日(火)朝日新聞による菅政権支持率は21パーセント。20パーセントを割ると予測されていたが、このままでは時間の問題。世間で意見を聞けば小沢一郎国会招致問題は「コップの中の嵐」。「こんな大事なときに何をやっているのか」との嘆きが多い。注目すべきは2つ。「政権交代で政治はよくなったか」との質問に、「よくなった」(8パーセント)、「悪くなった」(22パーセント)、「変わらない」(66パーセント)。政権交代で暮らしが変わると期待していたことが、この数字からもわかる。しかも「いまの自民党に政権を任せてもいいか」との質問には、「そうは思わない」(57パーセント)。菅政権

  • 有田芳生の『酔醒漫録』: 統一教会の請願を受けた吉田公一(民主)下地幹郎(国民新)衆院議員

    有田芳生の『酔醒漫録』 ジャーナリストの視点で挑む日の根的転換。その眼から見た日々の雑感を綴ります。「酔醒」は中国の「梁書」にある「酒を飲むこと能はざるも、賓客交遊を好む。終日獻酬して、其の酔醒を同にす」から取りました。 12月3日(金)午後3時。東京都青少年健全育成条例改正案が表現の自由を規制するものであることは昨日のブログに書いたとおりだ。参議院選挙前、私に反対表明を求めた都議もなぜか賛成するという。「ぶれない」議員が誰かをちゃんと有権者に知らせなければならない。日雑誌協会として講談社の渡瀬昌彦さん、小学館の坂隆さん、集英社の木川真希子さん、雑誌協会の渡辺桂志さんが事務所に来訪。条例改正案反対への協力を求められる。昼過ぎに会議が終わり、臨時国会が閉会した。議員総会の会議室で簡単な打ち上げを終え、1時前に急いで国会前。デモが続いていた。統一教会「偽装」組織による「拉致・監禁」キ

  • 有田芳生の『酔醒漫録』: 統一教会国会請願デモに顔を出す国会議員は誰か

    有田芳生の『酔醒漫録』 ジャーナリストの視点で挑む日の根的転換。その眼から見た日々の雑感を綴ります。「酔醒」は中国の「梁書」にある「酒を飲むこと能はざるも、賓客交遊を好む。終日獻酬して、其の酔醒を同にす」から取りました。 12月3日(金)臨時国会が終わる。いまから法務委員会、拉致問題特別委員会、予算委員会に出て、会議は12時から。その時間にちょうど統一教会「偽装」組織による集会とデモが行われる。霊感商法を行っている統一教会はよく知られている。だがそれだけではない。統一教会が「反日」でもあることはあまり知られていない。統一教会の広報局長だった副島嘉和氏は「これが統一教会の秘部だ」(『文藝春秋』84年7月号)で「四大名節」という記念日に早朝5時から行う敬礼式という儀式があると紹介した。この儀式では統一教会幹部が日の天皇陛下をはじめとする各国元首の身代わりとして文鮮明教祖に拝礼することに

  • 有田芳生の『酔醒漫録』: 東京都青少年健全育成条例改正案を推進する統一教会

    有田芳生の『酔醒漫録』 ジャーナリストの視点で挑む日の根的転換。その眼から見た日々の雑感を綴ります。「酔醒」は中国の「梁書」にある「酒を飲むこと能はざるも、賓客交遊を好む。終日獻酬して、其の酔醒を同にす」から取りました。 12月2日(火)午後2時40分。臨時国会が明日で終わる。しかし国会が閉会しても時代の課題が変わるわけでもない。北朝鮮による拉致問題などの資料を読む。東京都が進める「東京都青少年健全育成条例改正案」の問題点については別項で詳しく疑問を述べたとおりだ。統一教会はこの条例を通すべく、ほかの課題とともに12月11日から19日まで、都内の秋葉原、新宿、池袋、世田谷、吉祥寺などで6回のデモを行う予定だ。運動主体は統一教会が1998年から進める「純潔運動」(Pure Love Alliance-Japan)。「拉致・監禁」キャンペーンに「ピュアラブ」運動。相も変わらぬ献金要求などな

  • 有田芳生の『酔醒漫録』: 東京都青少年健全育成条例改正案の問題点 ーー都議会民主党は改正案に反対をーー

    有田芳生の『酔醒漫録』 ジャーナリストの視点で挑む日の根的転換。その眼から見た日々の雑感を綴ります。「酔醒」は中国の「梁書」にある「酒を飲むこと能はざるも、賓客交遊を好む。終日獻酬して、其の酔醒を同にす」から取りました。 2010年6月、東京都青少年健全育成条例の改正案が都議会民主党などの反対で否決されました。それまで政治に直接に関わった事も無い多くの国民や漫画家、小説家などの表現者が反対の声を挙げ、メディアでも注目された結果でした。この改正案が形を変えて再び東京都議会に提出されました。石原慎太郎都知事は「実質的に前と同じ」と記者会見(11月26日)で語っています。  東京都はわずか半年で新たな改正案を提出し、多くの懸念が寄せらているにも関わらず、充分な審議時間も与えずに、議会に決断を迫ろうとしています。東京都の職員はこの間PTAなどに自ら申し入れ、酷い漫画が野放しであること、その現状

  • 有田芳生の『酔醒漫録』: 秋元司参院議員が統一教会の立場で質問

    有田芳生の『酔醒漫録』 ジャーナリストの視点で挑む日の根的転換。その眼から見た日々の雑感を綴ります。「酔醒」は中国の「梁書」にある「酒を飲むこと能はざるも、賓客交遊を好む。終日獻酬して、其の酔醒を同にす」から取りました。 「有田退治」の指示を出した統一教会。統一教会関係者によれば「口(注、信者のこと)の手によって書かれたもの。勝共部から教会・教区部あてに送られた文章」という。ここで支援対象と明らかにされた山谷えり子参院議員(比例区)に続き、統一教会に依頼されて国会質問した議員も現れた。秋元司参院議員(比例区)だ。「選挙支援を行っています」(現役信者)と言われている秋元氏は、5月14日に決算委員会で統一教会がいうところの「拉致・監禁」問題を取り上げている。「どれだけ宗教があるのかほとんど知らない」とはじめた秋元氏。オウム真理教が「破防法が適用され解散になった」などと基的な事実誤認

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