■でも“いい子”が成績もいいとは限らない? 8月29日に文部科学省から結果が公表された全国学力テストでは、児童生徒の生活習慣などについてのアンケート調査も同時に行い、「家族と学校での出来事について話をしている」「平日にテレビなどを見る時間が短い」子供の方が、正答率が高い傾向が明らかになった。一方、「家の手伝いをする」「友達との約束を守っている」ことなどは、正答率とあまり関係がないことも示された。 【図解】昨年度よりずいぶん増えた? 1日に見るテレビ・DVDの時間 文部科学省のまとめによると、「家の人と学校での出来事について話をしているか」という問いに「している」と答えた小6の国語Aの正答率は68・9%で、「全くしていない」と答えた児童より13・5ポイント高く、この傾向は中3を含め全科目で共通していた。 平日にテレビやビデオを3時間以上見る子供は、小6は昨年度調査より11・8ポイント