【ボゴタ2日=竹内秀伸】コロンビア訪問中の公明党の山口那津男代表は2日午前(日本時間2日深夜)、首都ボゴタの大統領府で、フアン・マヌエル・サントス大統領と会談し、コロンビア政府とゲリラ組織・コロンビア革命軍(FARC)が先月、半世紀以上続いた内戦を終結させる和平合意に至ったことを踏まえ、コロンビアの平和と繁栄へ、地雷除去など幅広い分野での協力を強化する考えで一致した。党中南米訪問団の遠山清彦副団長(衆院議員)、平木大作秘書長(参院議員)が同席した。 席上、サントス大統領は、日本からのさまざまな支援への謝意を表明し、「日本とコロンビアの関係を強化することは、アジアとラテンアメリカ全体の関係強化につながる」と力説。両国関係のさらなる強化をめざす考えを示した。 山口代表は、和平合意に心からの敬意と祝意を示すとともに、和平後の平和の定着に向けて、「地雷除去だけでなく、地雷による被害者の救済、雇用創