Scalaには2.13からpipeという面白いメソッドが追加されている。a pipe fと書くとf(a)になるという、それだけの仕組みだ。Elixirなどの他の言語では|>といった記号で導入されている。 blog.knoldus.com 記号の氾濫を避けるためにScalaは公式には単体の演算子を提供するつもりはない*1ようだが、Scala 3から使えるextension記法でパイプライン演算子を定義して遊んでみよう。 まずはパイプラインでくっつけたい関数を定義しておこう: val plus1 = (n: Int) => n + 1 val double = (n: Int) => n * 2 val square = (n: Int) => n * n パイプライン演算子 | の導入 Scala 3でパイプライン演算子を定義するには以下のように書く: import scala.util.c