国会の開催には後ろ向きで、審議を開いても議員たちはスマホいじり……。そのように国会が軽んじられる背景の一つに、自民党の「事前審査」の存在があるとされる。党内会議で内閣提出法案などを審査する半世紀以上続く慣習で、この場で与党議員と官僚の間で実質的な調整が済んでしまい、国会が退屈なセレモニーになっているからだ。著書「ブラック霞が関」で官僚の過重労働の実態を明かした元厚生労働官僚の千正康裕さん(46)は、事前審査が「ブラック化」の根本原因の一つだとして改革の必要性を唱えている。その真意とは。千正さんへのインタビューを前後編で掲載する(後編は11月12日に掲載)。【聞き手・大場弘行】 ――著書のなかで「官僚の労力を最も割かれるのが国会対応だ」と述べています。自民党の事前審査とどう関係しているのですか。 ◆官僚は国会の答弁書づくりのために深夜残業や休日対応を強いられるのです。これは質問の事前通告が審
週明け1月23日に召集される通常国会。 政府から60法案が提出されるとの報道もある裏で不安視されているのが、委員会質疑前に国会議員が行う質問通告の遅れ。 ■官僚が自転車で疾走~真夜中に届けるものは…(NHK NEWS WEB) 原則「審議2日前の昼までに出す」というルールがあるのですが、2018年の第197回臨時国会では質問通告が出そろった平均時刻は委員会前日の20時19分。どの部局が答弁を担当するかを割り振り終えた平均時刻は22時28分で、一番遅かった時は26時35分(=当日2時35分)になったとのこと。 答弁作成が徹夜作業になるだけでなく、割り振りが決まるまでは担当する可能性のある部局のメンバーが待機しなければならないため、中央省庁職員の長時間残業の温床になっていると言われています。 ■国会に関する業務の調査(2016年6月16日) ■国会に関する業務の調査・第2回目(2016年12月
2000年から開発が続いているFFmpegはオープンソースで開発されるコーデックツールで、動画や音声を記録・変換・再生するためのフリーソフトウェアです。FFmepgの開発体制は2011年にFFmpegとLibavという2つのプロジェクトに分裂した過去があり、この経緯についてグラフィックやアート関連のエンジニアであるbµg氏が自身のブログで説明しています。 The FFmpeg/Libav situation http://blog.pkh.me/p/13-the-ffmpeg-libav-situation.html FFmpegの開発プロジェクトがスタートした時、同時期にオープンソースのメディアプレイヤーであるMPlayerの開発プロジェクトがスタートしました。FFmpegは音声や動画を変換したり再生したりするためのライブラリとツールをまとめたもので、MPlayerもFFmpegのAPI
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