米マイクロソフト(MS)が基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」の最新版を9月下旬にも発表すると、複数の米ハイテク関連メディアが21日伝えた。名称は「ウィンドウズ9」になる見込みだという。 米ITニュースサイトの「ザ・バージ」は、ウィンドウズ9に関連する開発者向けイベントが9月末に開かれ、試験版が公開される見通しだとした。MSは一切コメントしていない。 MSは2012年10月に現在のウィンドウズ8を発売。画面をさわって操る新しいタッチパネル方式を採り入れたが、利用者から「使い勝手が悪い」という指摘が相次いで、13年には改良版を配布した。 発表が見込まれる「9」では利用者の意見を反映し、新しい「スタートメニュー」を設けるなど、さまざまな改良が加えられるとみられている。(ニューヨーク=畑中徹)