MBRやブートセクタの破壊などにより、Linuxが起動できなくなる場合がある。KNOPPIXのような1CD Linuxは、このようなときのメンテナンスに便利だ。しかし、KNOPPIXはデフォルトでX Window Systemが起動するため、作業できる状態になるまで時間がかかる。 Fedora Projectは、Fedora Core 2のリリース時からレスキューCD(緊急用ブートCD-ROM)を公開している。レスキューCDは、バージョンごとにISOファイル用のディレクトリにアップロードされている(Fedora Core 3はFC3-i386-rescuecd.iso)ので、トラブルが発生する前にレスキューCDを作成しておくことをお勧めする。 レスキューCDのISOファイルをCD-Rなどに焼いたら、起動するかどうかを確認してみる。レスキューCDからブートすると、Fedora Coreのイン