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2010年7月25日のブックマーク (3件)

  • 社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 刑務官の待遇改善のための労使関係論

    社会政策・労働問題研究について歴史的なアプローチで研究しています。ここではそのアイディアやご迷惑にならない範囲で身近な方をご紹介したいと考えています。 前に安原宏美さんから紹介されて浜井宏一さんの著書を何冊か読んだので、刑務所には興味を持っています。社会政策は警察と福祉がセットであったポリツァイを忘れてはならないというのが私のテーゼなので。 江川昭子さんと中村哲治議員のツイートのやりとりに割って入ったんですが、労使関係にかかわる問題で、そんなに複雑なことではないと思うので、簡単に書いておきます。 議論の発端は刑務官の労働条件を向上させるために、江川さんが労働三権のうち、団結権だけは与えたらどうかと問題提起をされ、中村議員からは治安職種に労働三権を与えるのは難しいので、政務三役が政府内でしっかり交渉することが重要と答えられたわけです。そこに@kogemayoさんが、国によっては警察にスト権を

    namawakari
    namawakari 2010/07/25
    組合の役割について、勉強になる。
  • 潜在成長率とインフレ・デフレ - こら!たまには研究しろ!!

    twitterでのつぶやきに池田信夫さんと岩康志さんがコメントを寄せているので,返答をば. ニューケインジアンIS曲線の話 まずは池田さんのニューケインジアンモデル云々のお話.ここで池田さんは, ニューケインジアン理論では、 GDPギャップ=α(自然利子率−金利)+需要ショック で決まり(αは定数)、物価上昇率はGDPギャップの増加関数だからである と言っています.これニューケインジアンモデルのIS曲線です.ものすごく要約すると実質金利から需要が決まり,GDPギャップが決まるっていう関係式.そして「生産性とインフレ率」の話をするのになんでこの式が出てくるのかわかりませんがそれはこの際おいといて. NK-IS曲線は連立差分方程式で表現されるニューケインジアンモデル内のひとつの式なので,それだけを取り出して論じるのはまずい*1んですが,とりあえずこの式の示す変数間関係を整理しましょう. 今の

    潜在成長率とインフレ・デフレ - こら!たまには研究しろ!!
  • 捩じれの思想家(?)・佐々木輝雄 - もどきの部屋 education, sociology, history

    結局のところ,問題は,「教育の機会均等」の実質的な保障に関する方法論上の対立をどのように超克するか/しうるか,というところにある。実践上の課題――一斉教授様式/個別化・個性化教育学習――として,そしてまた,制度設計上の課題――単線型学校教育制度“内”機会均等/「単位制クレジット」による技能連携制度――として。 現在の私は,だから,異なる2つの主題を追っているのではなく,それらを同じ1つの課題として論述可能な地平をつくろうとしている,その途上にある(ということにしておきたい)。 田中萬年先生の議論は,後者――佐々木輝雄の所論――から発して,前者――「非教育の論理」――に突き抜けようとするところに賭ける。だが正直なところ,私の目には,それは途方もない賭けであるように映る。途中に突き破らなければならない思想的課題が,それも堅固な岩盤が陸続と連なっているように見えてならない。 そもそも佐々木輝雄の