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2011年1月1日のブックマーク (3件)

  • 『数学嫌いのための3冊』

    下の記事の秘匿も兼ねて、数学と一生縁を切りたい人を勇気付ける3冊を紹介したい。 好き嫌いで切り分けるのではなく、数学と緩やかに関わる一生であってほしい。 1.マルクス「数学手稿」 まずは、人は経済学者のつもりだったと思うが、気付いたら思想界入りしてしまったカール・マルクスから。これは人の著作というわけではなく、彼の数学ノートが死後晒されてしまったという屈辱の1冊である。クラウゼヴィッツをはじめ、多くの反故が人の意思に背いて死後出版されているが、これは当に焼き捨てた方がよかったの1つだろう。 内容は1変数関数の微分に関するもので、極めて特徴的なのが"0/0"の連呼である。要するに、彼は極限の概念というか操作がまったく理解できず、微分したい点とその点自身の距離を計算してしまうものだから、0/0以外出てきようもない。解説の人の"0/0"を敢えて深読みしようという擁護も、却って痛々しさを

    『数学嫌いのための3冊』
    namawakari
    namawakari 2011/01/01
    ぎゃーー“何か面白い伝統芸能が蓄積されていることを示唆している。社会学は断固として保護されるべきであり、アカデミズムからのあらゆる攻撃を避ける殿堂を築くことを許されなければならない”
  • 日本的雇用慣行

    的雇用慣行の評判が悪いようで。 労務屋さんが「こんなこと」を書かれています。 かつては優れたシステムとして評価されていた「日的雇用慣行」ですが、最近ではいささか旗色が悪いようです。過労死やワーキングプア、ワークライフバランスなどといった問題に関して「長期雇用、職能給、企業別労組といった日の雇用慣行に根的な問題がある。職種別労働市場、職務給、職種別労組へと抜的な改革が必要だ」といった主張が、不思議なことに自由主義者からも社民主義者からも聞こえてきます。前者が米国やカナダなど、後者が北欧や大陸欧州などという違いはありますが、日のあり方を否定して海外に範をとろうという発想も共通しています。 このような主張はスマートでカッコいいものではありますが、しかし米国と北欧では労働市場、人事管理、法制度には大きな違いがあります。もちろん日のそれらも、両者とは相当異なっています。どれがいいのか

  • 今年の10冊 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    10冊分の読んだ感想をまとめたいと思っているうちに大みそか。滑り込みでリストアップだけしておきます。ギリギリ間に合った! 川口有美子「逝かない身体」 逝かない身体―ALS的日常を生きる (シリーズ ケアをひらく) 作者: 川口 有美子出版社/メーカー: 医学書院発売日: 2009/12/01メディア: 単行購入: 17人 クリック: 373回この商品を含むブログ (40件) を見る今年の鉄板でしょう。ALSの母親を介護し、看取った風景を描きあげたエッセイです。アップしていなかった記事で、感想を書いていたのであげました。 http://d.hatena.ne.jp/font-da/20101231/1293780065 熊谷晋一郎「リハビリの夜」 リハビリの夜 (シリーズ ケアをひらく) 作者: 熊谷晋一郎出版社/メーカー: 医学書院発売日: 2009/12/01メディア: 単行購入:

    今年の10冊 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)