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2011年8月19日のブックマーク (2件)

  • Beats21 - 音楽評論家・中村とうよう氏の投身自殺に寄せて:

    とうようさんが現役バリバリの時に奴隷の一人だった私に言っておられました。亡くなったから「いい人で残念です」みたいな言い草はやめろ、と。 「プロであるなら死んだとしてもきちんと歴史的な評価を加えなくてはならない」とも。 ならば、その御言葉は今、御自身の人生にも当てはめられるべきでしょう。すなわち、とうようさんは、御自分がたいしたことをやってこなかったことを、晩年になって(我々無数の奴隷たちが離れ去った後)、御理解されたのだと私は判断します。たった一人の業績など、ちっぽけなものだという、当たり前のことをです。そして、「とうよう先生!」と媚びへつらう方々は今も何人かはおられるとしても、人はそんな嘘っぱちの権威、かつS&Mな関係に立ってのみ生きてはいけないことにお気づきになれなかった。ずっと、権威の上に居続けようとされておられた。沖縄音楽やラテン音楽の、「俗」の中から生まれ出る素晴らしき大衆性が、

  • ホッブズ『リヴァイアサン』を3分間で説明する

    ホッブズは『リヴァイアサン』というの中で、国家(やその権力や社会秩序)がどこから生まれるかという謎にひとつの答えを出した。 それも「神様のような人間以上のものがうまく設計したのだ」というご都合主義ではないやり方でだ。 原子論が「自然は運動する原子の集まりだ」と考えるように、ホッブスは社会を人間のあつまりだと考えた。 そして人間の性質からはじめて、人間の集まりで何が起こるか、人間と人間が関わりあうことから何が生まれるかを考えた。 どんな人間にもあてはまる性質は、「死にたくない」という欲望と、「おれが、おれの方が」という欲望を持っていることだ。 「おれが、おれの方が」という欲望は、死ぬまで無くならない。 だから、このままだと、いろんなものを取り合って、人間は死ぬまで争い、どんどん死んでいくことになるだろう。 だが人間には「死にたくない」という欲もあり、そして多少はものがわかる能力もある。 こ

    ホッブズ『リヴァイアサン』を3分間で説明する
    namawakari
    namawakari 2011/08/19
    次はヒュームあたりをお願いしたい。