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2012年2月1日のブックマーク (3件)

  • 「増税する前に無駄を省け」という前に考えておくべきこと

    「「国債金利について」について」で書いたように、国債金利の上昇を私は恐れています。国債金利の支払いは無駄の中の無駄でしょう。 増税する前に無駄を省けと主張される方がいます。気持ちはわからないでもないですが、危険な考え方です。 無駄を省くのには時間がかかるでしょう。無駄を省けば増税の必要がなくなるわけでもないでしょう。その時、無駄を省くのを優先していると何が起こるか、考えてみたいと思います。 まず、日の財政が、今どうなっているか確認です。 24年度予算の歳出は90兆円です。このうち、国債の償還に充てるのが12兆円ですから、実質的な支出は78兆円です。これだけの収入があれば、国債残高は増えません。 残念ながら、税収は42兆円しかありません。税金以外の財産の切り売りの収入などを度外視すると36兆円は国債残高が増えてしまいます。 そこで、無駄を省くことを考えてみます。まず、省けない支出の筆頭は国

  • 「平等と効率の福祉革命」書評 豊富な裏付けから子育て支援を提言|好書好日

    平等と効率の福祉革命 新しい女性の役割 著者:イエスタ・エスピン=アンデルセン 出版社:岩波書店 ジャンル:社会・時事・政治・行政 平等と効率の福祉革命―新しい女性の役割 [著]イエスタ・エスピン=アンデルセン 福祉の議論は公共頼みになりがちだ。医療も高齢者も育児も失業も国がもっと金を出せ——。でも、家庭や企業も福祉をかなり提供している。そのバランスを見ないとだめだ、と看破したのが書の著者エスピン=アンデルセンだった。きたる高福祉社会に向けて、彼は女性をもっと働かせろと主張した。福祉サービス職を増やし(企業の事業機会)、女性を働かせ(家計収入増大)、税収を増やせ(公共の負担力増大)! この分析と提言は大きな影響を与えた。そして女性の労働進出は進んだ。でもまだ中途半端な水準だ。一方であらゆる社会では格差の固定化と拡大が進んでいる。なぜだろう? 書はこの問題に取り組む。そしてまたもや明快な

    「平等と効率の福祉革命」書評 豊富な裏付けから子育て支援を提言|好書好日
    namawakari
    namawakari 2012/02/01
    昔から山形氏はエスピン=アンデルセンを評価しているな、意外な気もするが。
  • 「改革」というメタ政策 - sunaharayのブログ

    かなり旧聞に属するところだけども,茨木市長選挙についての記事。 茨木市長選、維新の会府議らが候補者公募 4月1日告示、8日投開票の大阪府茨木市長選で、候補者を擁立するとしていた地域政党・大阪維新の会(代表=橋下徹・大阪市長)の地元府議とみんなの党関係者らが14日、候補者を公募すると発表した。選考委員会を開き、2月中旬にも候補者を決める方針。 維新の同市選挙区選出の松利明府議と、みんなの党衆院府第9区支部の足立康史支部長、両党に近い同市議4人が連携して公募で選び、両党に推薦要請するという。松府議らは、16日〜2月13日に計5回、立候補希望者を交えてマニフェスト策定委員会を公開で開催し、公約を決める。同時に選考委も設置し、候補者を1人に絞る。 問い合わせなどは、松府議の事務所で受け付けるとしている。現職の野村宣一市長(70)(2期目)は4月17日の任期での引退を発表し、今のところ、同市長

    「改革」というメタ政策 - sunaharayのブログ
    namawakari
    namawakari 2012/02/01
    “利権にまみれたように見える「代表」に対して嫌気がさしてきて,彼らが代表しようとしている政策ベースで議論することを拒否し,政策を決めるメタ政策であるところの制度の問題を「改革」することで解決を図ろう”