タグ

2019年10月26日のブックマーク (2件)

  • 『AI時代の労働の哲学』 - みごろ、よみごろ、しらべごろ

    良いだと思うんですが、なかなか勧めにくい。書は『銀河帝国は必要か?ロボットと人類の未来』という著作と同時に書かれ、この後にいずれは『資主義の哲学(仮)』という著作が書かれる位置づけの『AI時代の労働の哲学』というなのです。つまり、(AI時代の)「労働の哲学」というです。「労働の哲学」とは「どう働くか」という労働についてのhow to や自己啓発ではなくて、「労働というものをどう考えるか」というなんです。つまり、『資主義の哲学(仮)』のprecursersが書と『銀河帝国は必要か?ロボットと人類の未来』という位置づけになります。それでお勧めにはなりそうにもない。 そう、書にでも出てくるのですが、中岡哲郎『工場の哲学―組織と人間ー』というがあり、この中岡のミクロ・スコープをマクロにして、年代を2000年代に持ってくると書の課題に近づくっていう気もします。もちろん、中

    『AI時代の労働の哲学』 - みごろ、よみごろ、しらべごろ
  • オープンダイアローグによる介入によりひきこもりが著効した例 - 井出草平の研究ノート

    オープンダイアローグがひらく精神医療 作者: 斎藤環出版社/メーカー: 日評論社発売日: 2019/07/09メディア: 単行この商品を含むブログを見る 以下は斎藤環さんが実際に介入した事例である。 最初の事例はひきこもりの男性だった。家族内暴力を振るい、家族を閉め出して自宅にたてこもっていた男性事例。二週に一度、同僚医師と外来でOD(オープンダイアローグ)的な面接を試みたところ、わずか半年間で目覚ましい変化があった。結果のみ記すと、彼は現在、専門学校に通いつつ、その技能を活かして起業すベく、ネットワーク作りに奔走している。初診の段階では想像もつかなかったような社会性が発揮されつつある。これとともに家族関係も改善し、当初は面接室で親を怒鳴り上げることもしばしばあったが、現在は比較的穏やかに、今後のことが話し合えるまでに変わりつつある。 ひきこもりの社会参加は、とにかく時聞がかかる。従来

    オープンダイアローグによる介入によりひきこもりが著効した例 - 井出草平の研究ノート