5月3 新型コロナウイルス感染症による医療崩壊 カテゴリ:COVID-19 1918年から1919年にかけての日本でのスペイン風邪の第1波の感染者は、2,117万人にも及んだ。これだけの感染者が医療機関に押し寄せると、医療機関は大変なことになる。『流行性感冒』(内務省衛生局編、東洋文庫版、pp.228-229)には、患者を受け入れていた一般病床がひっ迫して、伝染病院(現在の感染症指定医療機関)で受け入れたことが書かれている。 現在、スペイン風邪流行時以上に厳しい経済活動の収縮も辞さない措置がとられているのは、やはり限られた医療資源を超えて患者が押し寄せて医療崩壊になることを防ぐことが目的である。これまでのところ、1.4万人を超える感染者が医療機関に押し寄せて、大変なことになっている。 3桁も患者数が違えば、深刻度も桁外れだ。・・・何かおかしいですね。 じつはおかしく見えているのは、大事なこ
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