セコム、“バーチャル警備員”を開発 「令和時代の当たり前にしたい」 人手不足対策で2020年の実用化を目指す セコムら4社が、ミラーディスプレイにバーチャルキャラクターを表示する警備システムを開発した。警備員が施設の受付業務を担うニーズに応えるもので、2020年の実用化を目指す。 「(バーチャル警備を)令和時代の当たり前にしていきたい」──セコムの中山泰男社長は、ディスプレイに映る“バーチャル警備員”を見ながらそう話した。 セコム、AGC、ディー・エヌ・エー(DeNA)、NTTドコモは4月25日、バーチャルキャラクターを活用した警備システムの試作機を開発したと発表した。各種センサーを搭載するミラーディスプレイに表示された等身大の3Dキャラが、建物内の受付業務や警戒監視を行う。2020年春の商用化を目指す。