鳥取県の国立公園・大山の中腹にある大山寺(大山町)で今年再建される塔頭(たっちゅう)「円流院」の天井に、同県境港市出身の漫画家、水木しげるさん(86)の作品「ゲゲゲの鬼太郎」などの妖怪100体が描かれる。完成は8月の予定。 円流院は江戸時代初期に創建されたが、老朽化で昨年9月に解体。新しく木造平屋建て約270平方メートルの本堂を再建する。天井画は1枚約80センチ四方で、鬼太郎のほか、ねずみ男や一反木綿など100体をそれぞれ描く。 円流院の住職だった●(=口へんに搭のつくり)然(とうぜん)(1796-1861年)は学僧で、著書「大山雑記」には白ギツネなどさまざまなお化けが登場することから、水木さんに協力を要請。「小学生の時に遠足に行った思い出がある」と快諾を得た。 大山寺の大館禅雄住職(81)は「妖怪の力も借りて大山のにぎわいを取り戻したい」と話している。
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