http://wotan.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_656d.html 続きを書くつもりはなかったのだが、面白いBlogを見つけたのでちょっと駄文をこねてみたい 中小企業融資で、とりわけわが国特有の問題として指摘されるのが、a)過度の土地担保主義、b)リコースローン、c)経営者個人に対する個人保証の要求、d)公的金融機関に対する過度の依存が挙げられる 以上の問題点に関しては、かなり前にこの日記でも何回か触れたことがあるが改めて簡単に説明したい。 a)の土地担保主義は、債権保全のため担保として不動産を要求するもので、とりわけバブル期の投機資金融資のために乱発されたことが指摘されるが、歴史的に見ると土地銀行に近かった勧銀・拓銀が設立された明治後期にはすでに存在していた問題でもある b)のリコースローンとは、遡及型融資と一般的に言われるが、債務の弁済