先日カフェでお昼を食べていて、僕は周りの会話に聞き耳を立ててしまう悪癖があって、その日も背中から聞こえる女性2人組の会話を聞いていた。 どうやら片方の女性が結婚間近らしく、誰にスピーチしてもらうとか二次会の準備がどうというようなことを話していた。 その女性はすでに相手の男性と一緒に住んでいるらしく、その生活のことに話が及び、男性が家事をしないことが話題となっていた。 さらに、味噌汁を作るというので作らせたら、のんびり具材を切りやがるので、その間にお湯沸かせよ!とイライラしてしまったと言う。 僕は心が痛くなってしまって、今日まで引きずっている。 果たして男性はこの先もその調子、家事は彼女の仕事であると暗に陽に主張し、たまに味噌汁を作ればたとえ手際が悪かろうと充分な「お手伝い」をしたと胸を張るのだろうか。 そして彼女は、時折友人に会い、同じ愚痴をこぼすのだろうか。 二人でいれば喜びは二倍、悲し