USBメモリによる情報漏えいやウイルス感染が問題に。利用を禁止する、紛失しても情報漏えいを防ぐ方法など、USBメモリ対策を解説する。 連載目次 かなり以前から問題になっているにもかかわらず、依然として止む気配がないのが、USBメモリを介したウイルス感染や情報漏えいといったセキュリティ関連事件だ。 USBメモリそのものは、大容量データの保存や受け渡しを安価に行える便利な周辺機器だが、利用に際して何がしかのリスクを伴っていることは否定できない。自分専用で、特定のコンピュータでバックアップなどに使用するだけであればまだしも、他者との間で行き来するUSBメモリについては注意が必要だ。しかし、人間の注意力にだけ依存するのでは不十分という考えから、USBメモリの利用そのものを制限したいと考える場合もあるだろう。 そこで本稿では、USBメモリを安全に利用するための対策や、利用に際しての注意点についてまと