中国担当のMです。 すこし時間が経ってしまいましたが、台湾では1月14日に国のトップである「総統」を選ぶ直接選挙が行われ、国民党の現職、馬英九氏が再選を果たしました。 ご存知の通り、台湾では、長く国民党が...中国担当のMです。 すこし時間が経ってしまいましたが、台湾では1月14日に国のトップである「総統」を選ぶ直接選挙が行われ、国民党の現職、馬英九氏が再選を果たしました。 ご存知の通り、台湾では、長く国民党が独裁していましたが、80年代末に民主化し、その後2000~07年は台湾独立を唱える民主進歩党(民進党)が政権を執っていた時期もあります。しかし、08年の選挙で民進党は再び国民党に政権を奪われ、現在に至っています。 今回の選挙の結果を見て、それぞれ思いは異なるでしょうが、中国本土でも、台湾でも、多くの人がほっと胸をなでおろしたのは同じだったのではないでしょうか。トップの交代を控え
小熊英二『単一民族神話の起源 <日本人>の自画像の系譜』(新曜社、1995年)を読む。本書は、日本人のルーツを探そうとするものではない。日本の論客たちが、明治から戦後にかけて、自らの姿をどのように視ようとしていたのかを追った労作である。これを読むと、中曽根康弘の発言に代表されるような純血単一民族論の歴史は存外に浅いことがわかる。日本民族起源論は、明治期に米国から来日したエドワード・S・モースを嚆矢とする。そこから敗戦まで、主流は、混合民族論であった。各主張での細かな違いはあれ、日本人のルーツは、東南アジア(南)、大陸、朝鮮半島、アイヌなどに求められた。日鮮同祖論もその文脈に位置づけられ、神功皇后や桓武天皇が朝鮮半島をルーツとすることがその根拠とされた。現在、純血単一民族論を否定するため、この根拠を引用することが多くみられるのは、実は奇妙な回帰現象なのである。興味深いのは、混合民族論も、日鮮
「われわれは金もうけのためにサービスを構築するのではなく、サービス構築のために金を稼ぐのだ」――。米Facebookの創業者、マーク・ザッカーバーグCEOは2月1日(現地時間)、米証券取引委員会(SEC)に提出した株式上場の申請文書でそう語った。 200ページ弱の申請文書の4ページを占める「マーク・ザッカーバーグからのレター」でザッカーバーグ氏は、Facebookが株式公開する理由や同社の企業文化について説明している。 「Facebookはそもそも、企業にしようと思って始めたものではない。世界をもっとオープンに、人々をつなげるというソーシャルなミッションを果たすために立ち上げた」が、「重要な課題を解決するために多くの人をまとめるには豊富な資金を持つ強力な企業を設立するのが最良の方法であることを学んだ」という。株式公開するのは現在の従業員と投資家のためであり、公開企業になった後は、新たな株主
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