DOTPLACEにて2013年から連載を開始した「マンガは拡張する」シリーズ最新作、「未明のマンガ論」。連載開始から約5年の間にも、マンガのポテンシャルは拡張し続けています。その実態を様々な角度から捉え、より広げていくために、今回の連載ではリレー形式でテーマを受け継ぎながら、複数の異なる経験を持つ執筆者が実態をレポートしていきます。 第四回は山口文子さん。前回のいわもとたかこさんの原稿を受けて、コミックエッセイの「共通言語性」に触れつつ、自身も在住するフランスのコミック事情について現地取材をしていただきました。 前後編の後編はパリのマンガカフェ「Le Manga Café V2」のレポートと、同創業者コルドヴァ・ベンさんのインタビューをお届けします。 「フランスの「MANGA」が持つ多義性と可能性」前編はこちら。 「マンガは拡張する」シリーズ ●「マンガは拡張する[連載編]」はこちら。 ●