展覧会は、グラフィックデザイナーの佐藤卓氏と、文化人類学者の竹村真一氏によるディレクション。植物としてのコメ、民俗学の中でのコメ、そして食文化としてのコメなど、様々な角度からコメについて考えていきます。 会場の中央で頭上を見ると、敷きつめられている白い物体がまさにコメ。「コメの雲」から光が降り注ぎます。 中央には「コメの雲」が 稲わらを積み上げた展示台には、コメに関係する展示が並びます。 「コメの計」には、いろいろなコメの容れ物(いれもの)が。茶碗や飯盒など文字通り米が入るものから、籾(もみ)=コメ一粒の容れ物、イカ=イカ飯の容れ物など、ユニークな発想もあります。 試験管のような容器に稲穂が並ぶ展示は「たねとり田んぼ」。イネから取れるコメの色も、見慣れた白いコメから、ほぼ真っ黒に近いコメまで幅があることが分かります。 コメをテーマにした展示の数々 展覧会では、体験できる展示が多いのも特徴的
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