グラフィックデザイナーの仲條正義(なかじょう・まさよし)氏が10月26日、肝臓がんのため東京都内の自宅で死去した。享年88。 仲條正義氏は1933年東京生まれ。56年東京藝術大学美術学部図案科卒業。同年、資生堂宣伝部に入社し、59年には株式会社デスカ入社。60年よりフリーとなり、翌年、株式会社仲條デザイン事務所を設立した。 仲條正義 撮影:若木信吾 68年から2008年まで40年以上にわたって資生堂企業文化誌『花椿』のアートディレクターを務め、東京銀座資堂ビルのロゴおよびサイン計画。資生堂パーラーのロゴタイプおよびパッケージデザインを行った。資生堂パーラーのパッケージデザインは2015年に自らのデザインを25年ぶりにフルリニューアル。 そのほかにも、NHK『にほんごであそぼ』かるた、雑誌『暮しの手帖』表紙イラストレーションなどグラフィックデザインを中心に活動。1990年代以降、日本でもっと
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