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ブックマーク / www.tokyoartbeat.com (4)

  • 欲望や不安を内に秘めた、美しき異形の花。井上隆夫インタビュー

    「Broken Tulip(ブロークン・チューリップ)」の存在をご存知だろうか。花びらや葉に、通常にはない複雑な模様が入った個体のことを指す。17世紀のオランダでは、このブロークン・チューリップが人々を熱狂させ、球根が高値で取引された。とくに赤色に白の線模様が入ったものは「センペル・アウグストゥス(訳:無窮の皇帝)」と名付けられ、家が一軒買えるほどの価格で売買されたという。ところがある時、その価格は突然に急落し、関わった人々を混乱に陥れた。人類が初めて経験したバブル経済「チューリップ・バブル」の成り立ちである。 前置きが長くなったが、アーティスト・井上隆夫は、このブロークン・チューリップを採集し、アクリルに封入し、作品化している。 「小さなヴォア」展会場風景より、《Broken Tulip, Apr. 25, 2018, t/56》(2018) Photo: Hajime Takeuchi

    欲望や不安を内に秘めた、美しき異形の花。井上隆夫インタビュー
    nana_07
    nana_07 2021/10/31
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  • グラフィックデザイナーの仲條正義氏が死去。資生堂パーラー、東京都現代美術館のロゴデザインなどで知られる

    グラフィックデザイナーの仲條正義(なかじょう・まさよし)氏が10月26日、肝臓がんのため東京都内の自宅で死去した。享年88。 仲條正義氏は1933年東京生まれ。56年東京藝術大学美術学部図案科卒業。同年、資生堂宣伝部に入社し、59年には株式会社デスカ入社。60年よりフリーとなり、翌年、株式会社仲條デザイン事務所を設立した。 仲條正義 撮影:若木信吾 68年から2008年まで40年以上にわたって資生堂企業文化誌『花椿』のアートディレクターを務め、東京銀座資堂ビルのロゴおよびサイン計画。資生堂パーラーのロゴタイプおよびパッケージデザインを行った。資生堂パーラーのパッケージデザインは2015年に自らのデザインを25年ぶりにフルリニューアル。 そのほかにも、NHK『にほんごであそぼ』かるた、雑誌『暮しの手帖』表紙イラストレーションなどグラフィックデザインを中心に活動。1990年代以降、日でもっと

    グラフィックデザイナーの仲條正義氏が死去。資生堂パーラー、東京都現代美術館のロゴデザインなどで知られる
  • ダムタイプの代表作『S/N』、5月9日までオンラインで世界初配信中

    古橋悌二とニューヨークの時間にフォーカスする「“LIFE WITH VIRUS”:Teiji Furuhashi in New York」の一環として上映 ダムタイプの代表作『S/N』の記録映像が世界初配信されている。配信期間は4月26日〜5月9日。 ダムタイプは1984年、京都市立芸術大学の演劇サークルから派生したアーティストグループ。ダンス、演劇、映像、サウンドアート、建築、出版、メディアアートなどを複合的に応用し、インスタレーションや舞台作品を多く手がけてきた。2019年、東京都現代美術館で展覧会「ダムタイプ|アクション+リフレクション」が行われたことも記憶に新しい。 そんなダムタイプの中心的メンバーだったのが、1995年にHIV感染による敗血症のため死去した古橋悌二。『S/N』は、古橋がダムタイプのメンバーや友人らに自身のセクシュアリティとHIV陽性であることを手紙で初めて伝え、そ

    ダムタイプの代表作『S/N』、5月9日までオンラインで世界初配信中
  • 話題のNFTのメリット・デメリット、中国グラフィティ事情、時代の変化とギャラリーの終焉など:週刊・世界のアートニュース

    ホーム / ニュース・記事 / 話題のNFTのメリット・デメリット、中国グラフィティ事情、時代の変化とギャラリーの終焉など:週刊・世界のアートニュース いま、世界のアート界では何が起こっているのか? ニューヨークを拠点とする藤高晃右が注目のニュースをピックアップ。今回は、3月6日〜12日のあいだに世界のアート系メディアで紹介されたニュースを「NFTの大旋風」「メトロピクチャーズに幕」「できごと」「おすすめの、ビデオ」の4項目で紹介する。 ニューヨークのクリスティーズ 出典:Wikimedia Commons(David Shankbone) NFTの大旋風 ◎NFT作品が約75億円の高額落札 クリスティーズが10日間に渡って行っていた初のNFTのオンラインオークションで、アーティストのBeepleによる5000枚のイメージを使った作品「The First 5,000 Days」が3月11

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