前回までは「セキュリティ対策」のためのグループポリシー設定を紹介してきた。今回は「セキュリティ脅威の検知」に役立つ、グループポリシーの設定を紹介する。 連載目次 ログを記録して不正アクセスの検知に役立てる 近年、標的型攻撃に代表される高度な攻撃手法の登場により、従来のようなセキュリティ対策だけでなく、脅威の存在をいち早く検知して、攻撃の拡大を防ぐことも重要視されるようになってきた。 Windowsでは標準搭載の「イベントビューアー」でコンピューターに保存された「ログ」を参照することで、不正アクセスなどの検知に役立てることができる。今回はコンピューターでログを記録し、イベントビューアーから参照できるようにするためのグループポリシー設定を紹介する。 ログを記録するためのグループポリシー設定 イベントビューアーでは、コンピューターで取得・蓄積されたさまざまなログを参照できる。中でも、セキュリティ
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