グローバル化の進展により、国の枠を超えて活躍する「グローバルエリート」が生まれている。しかし、そのリアルな姿はなかなか伝わってこない。グローバルエリートたちは何を考え、何に悩み、どんな日々を送っているのか? 日本生まれの韓国人であり、国際金融マンとして、シンガポール、香港、欧州を舞台に活動する著者が、経済、ビジネス、キャリア、そして、身近な生活ネタを縦横無尽につづる。 さて、AKB総選挙で指原さんが15万票を獲得し、1位になられた。心よりお祝い申し上げたい……と言いたいところだが、AKBの前途には明らかに、さまざまな困難が待ち受けている。というわけで今は総選挙が終わって数日経った6月11日、小雨降り注ぐフランスの彼方から親愛なる読者の皆様に、グローバル企業戦略の観点から見たAKBについて所感を書かせていただきたい。 “挑戦者”でなくなったAKBが直面する課題 まず前田敦子、篠田麻里子といっ
![ももいろクローバーが突く、AKB成功の罠](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d184aab41317decfea47028f11ec3ef7553bdf0c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftk.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F9%2F5%2F1200w%2Fimg_953a5e27b866bba1e0d7f70088d3c01240650.jpg)