からすみといえば長崎であり、越前のうに、能登のこのわた、長崎(野母)のカラスミはご存知日本三大珍味であります。 「カラスミ」という名前の由来は諸説あるそうですが、一般的には中国伝来の墨の形状に似ているから。 と、いうことらしいです。 要は、唐墨という名の由来は、形状に由来するものなのです。 ということは、何もからすみをボラの真子(卵巣)で作らなくたって、鰤や鯛の真子で作ってもよいではないか!という解釈を勝手にしたのです。 長崎に数店舗あるからすみ専門店に出向くと、やはりカラスミという食べ物は高級品であります。 年に数回、一番小さいサイズを購入して、紙のように薄くきって酒肴にしたりもしておりますが、やはり物足りない。 自作すると、沢山食べられる。 じゃあ、自分で作って食おうじゃないか。 からすみの原料 本来のカラスミはボラの真子で作るのですが、今回、ブリと鯛の真子を使って作ってみます。 その