ブックマーク / equilibrista.hatenablog.com (2)

  • 戦略的に目一杯の住宅ローンを組む - 投資の消費性について

    「35年の住宅ローンを組んで家を買うのは、政府と銀行と不動産屋に騙されてるお人好しの馬鹿だ」みたいな論調は、いつでも人気があるよう*1なのだが、資産も負債も同時に変化する、人生のバランスシート*2の一大イベントが、そんなに単純な話であるはずもない。その同じ口で、日はもう駄目だと財政危機を煽っていたりすれば、横綱に品格を求めつつ、八百長を糾弾するようなものだ。つまり矛盾している。 引退までの給与収入 年金 自宅 現預金 リスク資産 引退までの生活費 引退後の暮らし 住宅ローン 好きなことにつかうお金 家族への遺産 住宅ローンを組んで家を買うのは、人生のバランスシートを縦に伸ばす行為*3に他ならない。もちろん資産としての自宅は、老朽化に伴って安くなってしまうかもしれないし、間違って人気が出る可能性だってゼロではない。つまりリスクがある。このとき将来の収入に比べて、あまりにも大きなそれを買って

    戦略的に目一杯の住宅ローンを組む - 投資の消費性について
    nanoha3
    nanoha3 2015/08/08
  • リバランスの考え方 - 投資の消費性について

    [twitter:@ActiveIndex] さんによる、資産配分のリバランスについて書かれた実証的な記事*1に触発され、その背景にある構造を探りつつ、徒然に書いてみます。投資対象とする資産に対して、あるいはアクティブなリスクでも同じことですが、何らかの「標準的な配分」を決めるとき、それが「市場ポートフォリオ」でなければ、それぞれの価格が時々刻々と変化するにつれ、ポートフォリオは必然的に、元の配分から乖離してしまうことになります。このとき、1)定期的に、あるいは、2)何らかの基準を超えた際に、標準的な配分に戻したり、あるいは戻す方向の取引を行うことで、どのように投資の目的を達成できるのか、というのが、ここでの問いになります。 バックミラーと見通しの表現 当然のことですが、配分が増えた資産は、その価格が(相対的に)上昇したことを示します。配分が減った資産は、その価格が(相対的に)下落したこと

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