第1回では、ZABICOM / Zabbixが備える機能の特徴と、設定方法の概要を紹介しました。 今回は、ZABICOMを用いてネットワーク機器を監視する際の具体的な設定例を解説します。 ルーターやスイッチなどのネットワーク機器を監視する場合、通常は、Pingによる死活監視、SNMPポーリングによるインタフェース・ステータス監視とトラフィック監視、SNMPトラップによるイベント監視などを行います。さらに、機器固有の拡張MIB(Management Information Base)を利用して、ルーターのCPU使用率やメモリー使用率などを監視する場合もあります。 以下では、ZABICOMを用いた実際の設定方法を解説します(解説に使う環境では、CentOS 5.4上にZABICOMを導入し、日本語メニューを表示させています)。 ZABICOM / Zabbix によるネットワーク機器の監視 ま