0. なぜ、郵政公社を民営化するべきなのか? 素人有権者の一人として考えた内容をまとめました。(改訂:2005-09-02) 1. 最初に断っておきますが、9月11日の衆議院議員選挙は、過去の選挙と同様、基本的にはどう転んでもいい選挙です。小泉総理会見(2005-08-08)を素直に読めば、現時点で郵政公社を民営化することに賛成なら自民党支持、反対なら民主党支持となります。しかし実際には民主党も、政権政党となった途端に自衛隊を認めた旧社会党のように、政権をとれば民主党なりの郵政民営化法案を国会に提出するはずです。 クリントン政権とブッシュ政権とで路線変更は多々あるものの、アメリカ合衆国は相変わらずアメリカ合衆国であり続けます。根本的な変化が選挙でもたらされる状況にはない。革新派のミッテランさんから保守派のシラクさんへ大統領が変わってもフランスはフランスでした。保守党のメージャーさんから労働
ここ数日、郵政民営化について俄か勉強を始めた。 元々民営化には「漠然と賛成」なのだが、反対派の論理もしっかり把握する必要があると思い、たまたま本屋で見つけた「だまされるな!郵政民営化」という本を買って読んでみた。 反対派の急先鋒である荒井広幸参議院議員と、民主党の政策ブレーンで「高速道路無料化」論の提唱者でもある山崎養世氏の共著である。 「この本読んだらオイラも反対派に鞍替えかな」と半ばワクテカで読んだのだが、結論から言うと、自分の様な俄か論者でさえツッコミどころ満載で、かなりガッカリの代物だった。 とは言え、反対派の主張はかなり判りやすい形でまとまっていたと思うのでまずこの本から、反対派の言い分を抜粋して箇条書きにしてみよう。 郵便貯金が「銀行」のひとつになり国民はATM手数料105円を支払う。結局、国民生活の負担が大きくなるだけ 過疎と呼ばれている市町村には約24700局以上もの郵便局
『行為にあらず、行為に関する意見こそ、人を動かすものぞ。』 -エピクテータス- Since December 2003 立花隆氏が『メディア ソシオ-ポリティクス〜ライブドアvs.フジテレビ』というタイトルで、Blogのようなスタイルをとりながら、ライブドアとフジテレビの戦いについて論じておられる。その第5回に『浮き彫りになったアメリカ金融資本“むしりとり”の構図』がアップされている。 立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」第5回〓浮き彫りになったアメリカ金融資本“むしりとり”の構図 - nikkeibp.jp - 専門家の眼 詳しくはそちらを読んでいただきたいが、必要以上にリーマンブラザーズの行動がよろしくなくて、我国は十分な警戒を要するという風に書いてある。かつて我国もバブルの絶頂期にはハワイだけでなくアメリカ本土のホテルや土地を買いあさったこともあったように、巨大な金融資本がタ
2005年04月05日18:51 外資脅威論の気持ち悪さ カテゴリ変化への視点 kinkiboy Comment(7)Trackback(5) 外資というと『禿鷹ファンド』であり、日本を食い尽くして、後はペンペン草も生えない荒れ野原にしてしまうというイメージで外資の脅威論を煽る人たちがいます。自民党で言えば亀井静香さんなんかが筆頭ですね。雑誌ではWEDGEが熱心です。果たしてそうなのでしょうか。 ちょっと驚いたのは、日経BPのサイトの連載で、立花隆ともあろう人がこの煽りに加わっていたことです。「メディア ソシオ-ポリティクス」第5回『浮き彫りになったアメリカ金融資本“むしりとり”の構図』でライブドア問題でリーマンがいかにあくどいかを暴くという趣です。 こういった論調は、なにか別の意図が含まれているようで気持ち悪さを感じます。 この立花氏の論に、さっそく『もの言う翔年』のユリウスさんが「リー
■ [economy][politics]煙の火元は有りや無しや 「郵政民営化ってなに?」(@若隠居の徒然日記7/8付)において、郵政民営化はハゲタカ外資のためである、アメリカの言いなりになっているに過ぎないという話の裏を取ろうとした若隠居さんに対して、JSFさんから妄想で練られた陰謀論の裏など取れるわけがないじゃないですかというコメントがあったのですが、調べたところ面白いものが引っかかりました。 安部幹事長代理の説得に応じず青票を投じて一躍全国区の知名度を得たと思われる城内実議員が、6/7の衆議院郵政民営化特別委員会において質問しているのですが、その中の次の発言がいちばんよくまとまった陰謀論ではないかと思います。 ○城内委員 こういった買収防止策が進んでいると言われているアメリカですら、成功率が三五%、そして失敗率が四〇%という非常に愕然たる数字なんですが、我が国においてはまだまだこうい
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