ブックマーク / courrier.jp (10)

  • 「バイラル・ループ」著者、未公開インタビュー

    こんにちは、アメリカ班のIです。 「クーリエ・ジャポン」11月号では、欧米で話題になったビジネス書『バイラル・ループ』の著者アダム・ペネンバーグのインタビューを掲載しました。「爆発的な成長を企業にもたらす『バイラル・ループ』とは何か」という問いに、著者が自ら答えています。 「バイラル・ループ」とは、モノやサービスが口コミによって、ウィルスのように伝播していく現象のことです。「ユーチューブやフェイスブック、ツイッターなどのウェブ2.0企業は、このバイラル・ループを企業戦略に組み込んでいたために急成長した」と著者は指摘しています。 ニューヨーク大学のジャーナリズム学科准教授として教壇に立つ傍ら、ビジネス・エコノミック・プログラムのアシスタント・ディレクターを務めるペネンバーグは、米ビジネス誌「ファスト・カンパニー」の記者としても活躍中です。そんな著者は“バイラル・ループ”という言葉を、「ネット

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  • フランス映画祭の季節です! « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    シネマ担当のFです。 今年もフランス映画祭の季節がやってきました。 今年は、上映作品のほとんどが日での配給が決まっているため、「この機会を逃すと二度と観られない!」ということはなさそう。ですが、鑑賞...シネマ担当のFです。 今年もフランス映画祭の季節がやってきました。 今年は、上映作品のほとんどが日での配給が決まっているため、「この機会を逃すと二度と観られない!」ということはなさそう。ですが、鑑賞後に作り手の声を直に聞けるのは、やはり映画祭でしかできない体験。若手女性監督たちを中心に、今年も監督、俳優たちが多数来日するようです。 個人的に猛プッシュしたいのは、ヴァレリー・ドンゼッリ監督の『わたしたちの宣戦布告』。 『わたしたちの宣戦布告』 ©WILD BUNCH ほかの若者たちと何ら変わらない生活をしていたロメオとジュリエットというカップルのあいだに生まれた息子に病が見つか

  • 音楽から見た大統領選 « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    アメリカ班のRです。 昨日のブログでも紹介しましたが、明日3月6日は米大統領選の共和党指名争いが山場を迎える「スーパー・チューズデー」です。ミシガン、アリゾナ、ワシントンと連勝中の前マサチューセッツ州知...アメリカ班のRです。 昨日のブログでも紹介しましたが、明日3月6日は米大統領選の共和党指名争いが山場を迎える「スーパー・チューズデー」です。ミシガン、アリゾナ、ワシントンと連勝中の前マサチューセッツ州知事ミット・ロムニーは、決定的な勝利を収められるでしょうか。 こちらの動画は、ニューヨーク・タイムズがロムニー陣営の選挙集会を分析したものです。観客をどこにどう座らせるか、背景をどうするか、論点の主張をどう演出するか、メディアの写真や映像を通して世間に好印象を与えるために、さまざまな工夫を凝らしていることがわかります。逆に、指名争いで現在2番手のリック・サントラムはそういった工夫があま

  • 行方不明になった家族を探し出す「難民版フェイスブック」 « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    デスクの増谷です。今号の特集は、”世界を「もっと良くする」仕事”です。 東日大震災をきっかけに、ボランティア、募金、NPO活動などへの関心は格段に高まったと思います。そしてみなさんの中には、ボランティ...デスクの増谷です。今号の特集は、”世界を「もっと良くする」仕事”です。 東日大震災をきっかけに、ボランティア、募金、NPO活動などへの関心は格段に高まったと思います。そしてみなさんの中には、ボランティアや寄付だけではなくて、仕事を通して世界を良くしたい、あるいは新たにそうした仕事に就きたいと考えるようになった人も多いのではないかと思います。 そこで、クーリエの最新号では、ビジネスという手法を用いて、世の中に貢献する方法を見つけた人々を紹介しています。いま世界中で多くの人が、自分なりのやりかたで貧困や環境問題などの解決に取り組んでいます。今号は、そんな人たちの活動にたくさんの勇気を

  • カモッラを知っていますか? « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    こんにちは、シネマ担当のFです。 今号のシネマレビューのページでは、ロマン・ポランスキー監督の『ゴーストライター』(公開中)と、ナポリの実在の犯罪組織「カモッラ」をモデルにした『...こんにちは、シネマ担当のFです。 今号のシネマレビューのページでは、ロマン・ポランスキー監督の『ゴーストライター』(公開中)と、ナポリの実在の犯罪組織「カモッラ」をモデルにした『ゴモラ』(10月公開)を取り上げました。どちらも、文句なしに面白い作品です。特に『ゴモラ』は、2008年のカンヌ映画祭でグランプリを受賞し、日公開を楽しみにしていたのですが、一向に公開される気配がないまま3年もの月日が流れ、存在すら忘れかけていた頃に劇場公開が決まったので、とても興奮しました。 10月より、渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開 いまやナポリといえば、ピザよりゴミ問題。ゴミ問題といえばナポリ、と言って

  • 『百年の孤独』が中国でバカ売れ « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    中国担当のMです。 最近、気になっていたことがありました。 中国で、『百年の孤独』が売れているのです。 『百年の孤独』といっても、残念ながら日の...中国担当のMです。 最近、気になっていたことがありました。 中国で、『百年の孤独』が売れているのです。 『百年の孤独』といっても、残念ながら日の焼酎じゃあありません。 コロンビアのノーベル賞作家、ガブリエル・ガルシア=マルケスが発表した小説です。ちなみに出版からすでに44年経っています。 そのがここ数ヵ月ずっと、中国各地でベストセラーとなっているのです。 なぜ、いまごろ・・・・・・。中国で出版できないような内容だったっけ、といろいろ考えてみましたが思い当たる節はありません。それどころか、ガルシア=マルケスは中国では比較的人気のある作家だったはず。ずいぶん前に、彼の著作『予告された殺人の記録』をベースにした映画『血祭りの朝』(

  • お客を操る「メニューの心理学」 « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    アメリカ班の南です。 今月号では特集「すべては『心理』が決めていた」を担当しました。特集の前半は人間の心理に迫った内容を、後半は心理学をビジネスに活用している事例を紹介しています。 後半の事例のなか...アメリカ班の南です。 今月号では特集「すべては『心理』が決めていた」を担当しました。特集の前半は人間の心理に迫った内容を、後半は心理学をビジネスに活用している事例を紹介しています。 後半の事例のなかでは「あなたの注文は操作されている? メニューに隠された『心理の罠』」という記事を取り上げました。飲店で注文するとき、メニューの構成を意識する人はその業界の人くらいではないでしょうか。しかし、メニューの書きかたによって飲店の売り上げはずいぶん変わるようです。まだまだ残暑も厳しそうなので、今日はビールにまつわる事例を紹介しようと思います。 ご紹介するのは、デューク大学のジョエル・フーバー

  • アウディCMの「SNS効果」 « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    こんにちは、編集のIです。 クーリエ最新号のビジネスコーナー「クーリエ・ビス」では、米誌「ファスト・カンパニー」のソーシャルメディア・マーケティングに関する記事を掲載しました。いま、世界中の企業がフェ...こんにちは、編集のIです。 クーリエ最新号のビジネスコーナー「クーリエ・ビス」では、米誌「ファスト・カンパニー」のソーシャルメディア・マーケティングに関する記事を掲載しました。いま、世界中の企業がフェイスブックやツイッター、ユーチューブといったソーシャルメディアを使ったマーケティングに積極的です。記事では、その現状をテクノロジー担当記者のファラド・マンジューが伝えています。 記事の冒頭では、NFL(アメリカンフットボール)の優勝決定戦「スーパーボウル」の際に流され、話題になったドイツ車「アウディ」のCMの話が登場します。このCMは、2人の富豪がある“豪華”な刑務所から脱獄を図るという

  • 外国企業が欲しがる北のエリート技術者

    北朝鮮の金正恩政権は外貨獲得の手段として労働力の輸出に力を入れており、なかでも中国には10万人以上の労働者を派遣しているという。 こうした労働者の多くは縫製工場や建設現場などに派遣されており、彼らは宿と工場を集団で往復し、服も決められたものを着用している。そんななか、自由な服装で行動もほとんど制限されていない人々がいる。朝鮮コンピュータセンター(KCC)から派遣されたIT技術者たちだ。 北朝鮮IT技術者の中国派遣が始まったのは2012年5月。14年3月には吉林省に100人以上の技術者が派遣された。彼らは小学校に上がる前から専門教育を受けてきたエリート集団として知られている。 北朝鮮技術者を面接したという中国企業の関係者は「知識はもちろん、国家への使命感からか仕事への意欲も高い」と話している。そのうえ、彼らの月給は中国技術者の4分の1ほどの5000元(約8万2000円)と安価だ。 じつは

    外国企業が欲しがる北のエリート技術者
  • それでもタブロイドは変わらない « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    版権担当のTです。 イギリスのゴシップ紙「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」が盗聴スキャンダルを受けて廃刊になってしまいましたね。「ニューヨーク・タイムズ」は、このスキャンダルがゴシップ...版権担当のTです。 イギリスのゴシップ紙「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」が盗聴スキャンダルを受けて廃刊になってしまいましたね。「ニューヨーク・タイムズ」は、このスキャンダルがゴシップ業界にもたらす影響に関して記事を載せています。 まず、「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」紙が260万部もの発行部数を誇り、イギリスで最も売れていた日曜紙だったこと、年間約10億ドルもの収益を出してきたことを考えると、廃刊に踏み切ったのは驚きだったと書いています。イギリスでは、タブロイド紙が盗聴を行っていることは以前から認識されていましたが、対象となるのは有名人や王室関係者だけだと思われていました。それが今回のスキャンダルでは

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