■原価は非常に低いが宣伝コストがかさむ業界 ▼決算書の読み方はこちら! URL「https://president.jp/articles/-/34125」 【この記事の画像を見る】 実際の決算書を使って、分析してみよう。最初に取り上げるのは化粧品業界。化粧品業界は、インバウンド効果などにより需要が拡大している。そのなかでダントツは資生堂。2位はコーセーだが、売上高は資生堂の約1兆948億円に対して、コーセーは約3330億円。3倍以上の差がある。安全性、収益性、成長性はどうか。決算書で読み解いてみよう。ちなみに花王は売上高1兆5080億円で資生堂をしのぐが、事業内容からトイレタリー最大手と考えられるので、ここでは資生堂とコーセーを取り上げる。 「化粧品業界の特徴は、原価が非常に低い一方で、宣伝などにかける営業コストがかさむことです」(柴山政行さん) 基本的には前回記事、財務3表の数字を使っ
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