私は医学には詳しくないですが、ここ 10年ほどの間に「感染症ってすごく怖いものなんだ!」ということは理解できました。 今までなら“怖い病気”と言われたら“ガン”を思い浮かべたけど、今“怖い病気はなにか”と問われれば、“感染症”と答えます。 とくに“社会的な怖さ”に限定して考えると、感染症はガンの怖さを遙かに凌駕してると思います。 そういえば、昔は死病といえばガンではなく結核だった。この結核は感染症です。 だから昔の映画やドラマで結核の人がでてくる場合、それは医学的な問題としてだけではなく、社会的な問題として描かれることがよくありました。 嫁いできたお嫁さんが結核になると、屋根裏に隔離して食事もドアの外までしか届けず、もちろん跡継ぎとなる子供にも会わせない、とかね。 遊郭を舞台にした映画でも、肺病(結核)になった女の子が狭い物置に隔離されたりする。 現実の話としても、戦後、街で赤痢患者などが
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