KDDIは11月16日、携帯電話網を活用したIoT向け通信技術であるセルラーLPWA通信サービス「KDDI IoT コネクト LPWA(LTE-M)」の提供を2018年1月より開始すると発表し、報道陣向けの説明会を実施した。 LTE-M(Cat.M1)は、3GPPリリース13に基づくLTE標準規格。既存の4G LTEネットワークエリアにて利用が可能であることに加え、消費電力が低く電池での駆動が可能になるため、電力やガス、水道などのスマートメータのほか、各種センサ、機器の維持管理、物流といったさまざまな分野での活用が期待されている。 単三電池2本で10年利用可能な通信モジュール 同日発表された、LTE-M(Cat.M1)に対応したIoT利用に適する通信モジュール「KYW01」は、LTE-Mの特徴である低消費電力技術の「eDRX(extended Discontinuous Reception