「大人向け玩具」が市場を広げる一方、ターゲットによる細分化も進んでいる。セガトイズの「グランドピアニスト」が団塊の世代向けなら、タカラトミーの「エアロソアラ」は団塊ジュニアが中心。そしてバンダイが取り組んでいるのが、女性を含む比較的若い層を狙った“インテリアトイ”だ。同社プレイトイ事業部コミュニケーショントイチームの岩村剛リーダーと近藤創氏に詳しいを聞いた。 ――コミュニケーショントイチームは大人向け玩具を専門に企画するチームだと聞いていますが、設立の狙いを教えてください 市場全体の広がりを受け、特化したチームとして2006年の4月につくられました。バンダイといえば、「機動戦士ガンダム」などの“キャラクターもの”というイメージがありますが、そこではない大人をターゲットにした商材を作りたい。玩具でもあり、玩具の域を出たものでもあり――社内では“ガジェット”という言い方をしているのですが、それ
今回、テックハニーも大ファンの“アノ”製品を開発・生産している工場を突撃訪問。施設内のさまざまな“仕掛け”やユニークな服装、そして製品を生み出す最新技術の数々に、きゃんちも大興奮!
バンダイの「宇宙戦艦ヤマト 1/350スケールプラモデル」(3)〜退職する団塊世代のヤマト・ファンもターゲットに (聞き手:小林 佳代) (前回記事はこちら) ■現在、プラモデル・模型の市場はどのように推移していますか。 岸山 2005年のプラモデル・模型市場は470億円ほどで、そのうち、バンダイが手掛けているキャラクタープラモデル・模型市場は270億円ほどです。プラモデル全体の市場は微減ですが、キャラクターモデルは拡大傾向にあります。 岸山博文 バンダイホビー事業部企画開発チームリーダー ■今の子供は、塾やお稽古ごとで忙しそうです。また、ゲームなど、その場その場で楽しむ遊びも増えています。プラモデルのようにじっくり時間をかけて作り上げる遊びは、受け入れられているのですか。 岸山 プラモデルは凝って作り込むと時間がかかります。ゲームも、面白くてのめりこめばのめりこむほど、たく
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