セクシャルマイノリティで困るケース 先述のように、従業員全員が使えるはずの制度が規程を厳密に適用すると権利がなかったり、そもそもカミングアウトをしていないので「パートナーがいない」という設定にしているため制度を利用できないといったケースもあります。 また、もっと直接的に困るケースもあります。 以前ドメスティックな大企業で働いていた頃は、セクシャルマイノリティに理解がある人が少なく、「男は結婚して家庭を持ってこそ一人前だ!」と事あるごとに上司から言われたり、社内婚をさせようと女性社員とくっつけようとされたり、無自覚なハラスメントを受けて困ることもありました。 そのような職場ではセクシャルマイノリティに偏見を持つ方がいる可能性も高く、セクシャリティがバレることで差別や嫌がらせを受けて会社に居られなくなるようなリスクも想定されます。そう考えると、なかなかセクシャリティをオープンにすることはできず
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