気づいたらもう年の瀬である。やるべきこともやらないうちに今年が終わり、しかも毎週のように記事の締め切りは訪れる。ネタのストックも冬木立のように枯れた。 いや焦ってもしょうがないのだ。こういうときこそ、お茶でも淹れて一休みしよう。お茶にはお菓子がつきもの。コンビニで大福を買ってきた。 甘いものが口に入る。かわりに頭はからっぽになる。もぐもぐもぐ・・・大福・・・あんこ・・・まんじゅう・・・そういえばまんじゅうのことを「フムトアンデール」って言ったな。あれはなんだったか・・・そうだ小学校のとき「英語でまんじゅうって何て言う?」ってなぞなぞがあって、答えは「フムトアンデール」だったな。 踏むと、餡出る。フムト、アンデル。いや、まんじゅうは踏んじゃいけません。ならば踏んでもいいまんじゅうを作ろうではないか。 この忙しい年末に、4ページでお送りします。 (乙幡 啓子) 型取り無間地獄 いったい何がした