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ブックマーク / mizchi.hatenablog.com (15)

  • フロントエンドの開発環境に Docker は不要(少なくともMacでは) - mizchi's blog

    追記: 前提部分 開発環境を docker-compose で抽象することが最近のベストプラクティスだとされているが、フロントエンドをコンテナに突っ込むと無視できないIOボトルネックが発生する。 とくにwebpackのファイル監視からのビルドで発生する高頻度のIO処理を捌くために、フロントエンドだけはホスト環境に移したほうがいい、という主張。 これについて speakerdeck.com 自分の意見 Web開発者の主要な開発環境である Docker for Mac は I/O がとにかく遅い (3x~5x) data volume の driver やら cache を工夫しても遅い npm install/webpack は 基的に I/O ヘヴィー とくに大規模開発時の watch => build がクリティカル webpack.conifg の entry で自分が関与する部分以

    フロントエンドの開発環境に Docker は不要(少なくともMacでは) - mizchi's blog
  • SPA が、ウェブ開発のベストプラクティスになる時代 - mizchi's blog

    最近のフロントエンドに関するお気持ち。正直まとまってはない。 最近、こんな感じのツイートや記事が増えた。 web 技術をキャリアの中心にしない シングルページアプリケーション (以下SPA) の台頭により、私の観測範囲ではモダンな Web サイトは SPA で作られるようになった。サーバーサイドは JSON を返す API サーバーとなり、DB やバックエンドシステムのプロキシのような存在になりつつある。 私はサーバーサイドエンジニアとしてキャリアを積んできた。SPA が流行りだした頃、いずれサーバーサイドエンジニアは不要になって自分のキャリアを考え直さなくてはいけない時期がくるのではないかと戦々恐々としていた。 自分も元々、SPA を他サイトとの「差別化技術」と定義していた。ブラウザのタブページのライフサイクルにおいて、初期化プロセスを一回にまとめてシームレスな遷移を実現する技術。たとえ

    SPA が、ウェブ開発のベストプラクティスになる時代 - mizchi's blog
  • Edge Worker PaaS の fly.io が面白い - mizchi's blog

    なかなかよいおもちゃを見つけたので、紹介します。 fly.io fly.io は CDN Edge Worker で JavaScript に特化した PaaS です。既存のサービスで近いものだと CloudFlare Workers もしくは Lambda@Edge でしょうか。 アカウント登録をして、次のようなコマンドを叩くとエッジで動くアプリケーションを作成することができます。 npm install -g @fly/fly fly login # mkdir my-flyio; cd my-flyio fly new 最小コードはこんな感じ。CloudFlare Workers と同じような ServiceWorker 風と、Google Cloud Function 風の 2 つのパターンでワーカーを定義できます。 // index.js addEventListener('fe

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  • 実践: React Hooks - mizchi's blog

    hooks が発表されてから趣味でも現場でもずっと hooks を使っています。おかげでだいぶこなれてきて、だいたいなんのライフサイクルでも表現できるようになってきました。 最初は単に useState が state を、 useEffect が componentDidMount/componentDidUpdate を置き換えるもの、と説明を済ますつもりでしたが、 useEffect についてはライフサイクルのモデルがぜんぜん違うので、別の説明をする必要があるように感じていました。 で、その結果 React Hooks を理解するには、関数のメモ化を理解するのが最も簡単だと思ったので、その説明をしつつ、イディオムを解説していこうと思います。 最初に: React Hooks は何であり、何ではないか 関数コンポーネントが状態を持てるようにするもので、関数のメモ化のテクニックを多用しま

    実践: React Hooks - mizchi's blog
  • ブラウザでマイク入力から書き起こしを行うツールを作った - mizchi's blog

    Chrome でマイクからの音声を録音して、その音声認識で書き起こしも同時に行うツールを作った。 recording-studio.netlify.com で遊べる。 Chrome に搭載されてる Web Standard Proposal? の SpeechRecognition API を使っている。 developer.mozilla.org Chrome のみだが、 PC Chrome だけではなく Android Chrome でも動作確認済み。 ブラウザをオフラインにすると動作しないので、このAPI の 中身はたぶん Google Speech to Text API だと思われる。 出力 録音したものは webm ファイルとしてダウンロードできる。認識されたテキストも、タイムスタンプ付きのプレーンテキストなので、適当にもっていって、ぐらいの気持ち。 クラウドで音声認識してるこ

  • Markdown コードブロックの JavaScript を bundle して実行するエディタを作ってみた - mizchi's blog

    ペライチの markdown のコードブロックをビルドして iframe の中で実行できる https://markdown-code-runner.netlify.com で遊べる。 前々から作れるなと思っていたので作ってみた。3時間ぐらいかかった。 仕組み monaco-editor でコード編集 remark で codeblock の AST を収集 rollup と rollup-plugin-virtual でインメモリ上に依存を構築して bundle iframe でクロスドメイン制約を与えた状態で実行(ifram.sandbox="allow-scripts") 外部からの入力受け取れないし、そもそも自動実行できないのでコード実行とはいえセキュリティ要件はそこまで厳しくないはず TODO 実験的に React だけ特別扱いしてるが npm 対応したい monaco の補完用

  • プログラマという現代の傭兵 - mizchi's blog

    エンジニア転職とかプログラミング教育周りで考えていたこと。 フランス革命と技術のコモディティ化 最近フランス革命やナポレオン戦争やナショナリズム、そしてクラウゼヴィッツの戦争論などを調べたりしていたんだけど、傭兵や専門技術の扱いについて、示唆的なものが多かった。 当時の傭兵は、扱いが難しかった大砲・銃火器を扱う専門集団で、技能職でもあった。それが 18 世紀になり火器の改良が進み、産業革命で効率的な生産が可能になり、そしてナポレオンによる国民軍の創設、そのヨーロッパにおける戦果によって、傭兵はその役割を終えた。 「傭兵はすぐ逃げる」というのが定説だが、彼らは金で動く専門職なので、負ける側に付く理由がないので、当然とも言える…特に戦争という、敗者の支払いが期待できない場では。そして彼らを雇う王侯貴族の経済力が、そのまま軍団の動員力に直結した。常備軍を持たない分、平時のコストも安くついた。

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  • mdbuf v1.0.0: 最高の Mardkown Preview を目指して - mizchi's blog

    mdbuf, そこそこ使い物になりそうな品質になったので改めて紹介します。 https://markdown-buffer.netlify.com で遊べます。 コンセプト ブラウザで完結 編集とプレビューのみに注力 PWA 機能を最大限に活かす 特長: 高速な Markdown プレビュー 色々頑張ってみた結果、高速な入力が可能です。 試した限り、 100000 文字以上だと流石に重くなっていきます。将来的に領域を分割してレンダリングできないか実験中です。 Desktop PWA 対応 PWA アプリとして、オフラインで起動することが可能です。編集中のデータはブラウザ内に保存されます。 編集位置への自動スクロール Markdown を編集すると、プレビュー側の対応する行へ自動的にフォーカスします。 自分が知る限りこの機能を実現してるのは mdbuf だけです。 アウトライン機能 指定した

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  • Edge 終了に寄せて - mizchi's blog

    初報を聞いたとき、描画系だけ blink に入れ替えて処理系は V8 使わず ChakraCore などに入れ替えるのかな、と思っていたが、どうも V8、というか chromium 一式を使うらしい。 正直に言って、Edge が死ぬことに、そこまで強く思うところはない。Edge は内部的に自身のベンダープレフィックスで webkit と名乗るぐらい (標準ではなく) webkit との互換性の意識が高いので、お前自分のことを webkit だと思ってるもんな、みたいな気持ちがあった。 webkit みたいなブラウザが消えて、webkit 後継のブラウザをベースに作り直される。開発者として追うべきは、個別の実装ではなく依然として標準仕様であって、それだけの話。 リリースサイクル 僕が思うに、 MS の抱えていた真の問題は、Windows に紐付けられたリリースサイクルとサポートにあって、Wi

    Edge 終了に寄せて - mizchi's blog
  • Webpack の考え方について - mizchi's blog

    なぜ初心者は webpackが解らないのか?- Why can’t you understand the webpack? - from 健人 井関 www.slideshare.net この記事バズってたけど、わからない人がよりわからなくなる、という点で問題だと思っていて、webpack の目的の質的な部分から整理する必要があると思います。 (あと友人webpack に挑戦していたので入門資料も兼ねてる) Webpack質的な部分は次の3つです。それ以外は全部おまけ機能だと思ってよいです。 ES Modules のエミュレート node_modules のリンカ 拡張子ごとの変形 Webpack当にやりたいこと こういうコードがあるとします。 // src/a.js export default () => console.log('hello'); // src/in

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  • minfront: フロントエンド実験用のSPAボイラープレート - mizchi's blog

    なんでそんな手が速いのか聞かれたので、最近使ってるSPAボイラープレートを紹介しておきます。 github.com $ git clone git@github.com:mizchi-sandbox/minfront.git --depth 1 myspa $ cd myspa $ yarn install $ yarn dev # Start app server 終わり。 src/main.tsx か src/index.html を編集して、 yarn build && yarn deploy で netlify にアップロードできます。(要 netlify アカウント) こんな感じ https://gallant-yalow-997008.netlify.com プロダクションで使えるちゃ使えるかもしれないけど、議論の余地があるようなものを含まない最小構成。 含まれるもの yarn

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  • React Hooks をどう使っていくか - mizchi's blog

    大きく、末端コンポーネントと全体アーキテクチャの視点がある。 末端コンポーネントでの Hooks ここはあまり議論の余地なく、setState で local state を持っているものや、 componentDidMount していたものを置き換えることが出来ると思う。 FC を class にせずにちょっとリッチにするのが簡単になる。 class の setState 相当 function Counter() { const [count, setCount] = useState(0); const onClick = useCallback(() => setCount(s => s + 1), []); return <button onClick={onClick}>{count}</button> } componentDidMount / componentWillUn

    React Hooks をどう使っていくか - mizchi's blog
  • 「この〜を導入すると、なんとこうなりました!どうです?わかりやすいと思えませんか?」 - mizchi's blog

    主にUI設計やプログラミングのAPI設計について、「わかりやすい」というのは主観的で合意が取れないのでクソという話。 定量的な指標が示されてない そもそも趣味が合わない場合はそこで終わり 〜の来意図された機能が隠れてしまっている ↑によって隠れてしまった機能を呼び出すのが、最終的にコストが掛かる 何が言いたいかと言うと、「指標の伴わない変更に意味はない」「APIの呼び方を変える程度のラッパーライブラリやヘルパーには、特に意味がない」ということです。 ここからプログラミングの話に絞りますが、特にショートハンドしたいだけの場合、ショートハンドするAPIの実装は、必ず来の機能を呼び出す脱出ハッチも必要となります。 よく練られていない「わかりやすさ」は、次第にこの脱出ハッチを使うことを要求するようになり、結果として捨てられることになります。この破棄までの過程は、結果的に「技術的負債」と表現され

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  • 大量のテキストを食っても速い Markdown Editor 作った - mizchi's blog

    もう人生で何個目かわからない markdown エディタ作った。が、今回のは結構気に入っている。 https://markdown-buffer.netlify.com/ で遊べる。 用途としては、GitHub か Qiita か はてなブログかわからないが、なにか書こうと思ったときに、どのサービスも中途半端に重いので、とりあえずのバッファが必要、という感じで作った。なので速度重視。 ブラウザのストレージで永続化してる。オフラインで動く。できるだけエディタとしてはスコープを大きくせず、単に編集バッファ(textarea)でしかない、というのを意識している。 結構頑張って作り込んでしまった https://nedi.app が色々肥大化してしまっていて入力時にラグを感じるので、編集体験を見つめ直す自戒もある。 機能 数式対応 コードハイライト対応 バックグラウンドで自動保存 改行を br に

    大量のテキストを食っても速い Markdown Editor 作った - mizchi's blog
  • この DOM がすごい2018: worker-dom - mizchi's blog

    おもしろライブラリを見つけて興奮しているので紹介します。 UIスレッド(メインスレッド)からユーザー操作をブロックしてしまうような重い処理を逃がす off-the-main-thread を実践しようとなると、実際に問題になるのは、ほとんどの処理は何らかの形で DOM を参照し、それに連なるものが処理時間の殆どを占めている、ということです。 off-the-main-thread の時代 - mizchi's blog DOM に触れない WebWorker でビジネスロジックを処理するのは、ある種の健全性(Universal/Isomorphic)を手に入れるための「縛りプレイ」として有用ですが、現状は実用上のメリットが殆どありません。 例えば react / redux の reducer で、ビジネスロジックを worker 側に移して処理できるぐらいアイソモーフィックに(DOMに触

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