国産ジーンズの最大手、エドウイン(東京・荒川区)に“不正経理で巨額損失隠し”の疑惑が浮上した。 「エドウイングループ傘下のブランドには“505”や“503”を持つ『EDWIN』のほかに『LEE』『Wrangler』などがある。少子化、ユニクロ・ジーンズや大手スーパーも低価格PB商品を投入するなど、過当競争は激しさを増すばかりで、今年6月に『ボブソン』が倒産したのも記憶に新しい。こうしたことから、ゴルフウエアやレディースに力を入れ始めた矢先の事件です」(ファッション誌編集幹部) 同社は非上場で、現在のトップは創業者の二男で三代目にあたる。二代目も実兄で、役員にも親族が入っているなど完全な同族経営だ。無借金経営で堅実な社風として知られていたが、それが一転、証券投資の失敗を隠ぺいするため不正経理を繰り返していたとの疑いを持たれているのだ。 投資による失敗額は明らかになっているものが100億円とさ
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