アメリカ議会は、第2次世界大戦中、原爆の開発を進め、日本への投下につながったいわゆる「マンハッタン計画」の関連施設を国立歴史公園に指定するための法案を可決しました。 アメリカ議会上院は12日の本会議で、2015会計年度の国防予算の大枠を定める国防権限法案を下院に続いて賛成多数で可決しました。 この法案には第2次世界大戦中、原爆の開発を進め、広島や長崎への投下につながったいわゆる「マンハッタン計画」の関連施設を国立歴史公園に指定することが盛り込まれています。 関連施設は西部ニューメキシコ州やワシントン州、それに南部テネシー州にあり、ウランの濃縮やプルトニウムの製造が行われたということです。 法案は近くオバマ大統領の署名を経て成立する見通しで、その後1年以内に国立歴史公園に指定されることになります。 この目的について、法案では、「将来の世代のため重要な歴史的資料を保存し、『マンハッタン計画』に