自然順(自然な並び換え順序、英: Natural sort order)とは、文字列の照合規則の一つであり, 辞書式順序を基本としつつも複数桁の数字をまとめて1つの数値として扱う。 一般に計算機による文字列の並び換えは辞書式順序が主であるが,自然順による並びは人間にとってより直感的であり,とくに末端利用者向けのUIとして推奨されている[1]。 例[編集] 例として、文字列“foo11”と“foo2”の照合について考える。 辞書順 先頭から比較する。“foo”は共通。次に“1”と“2”を比較する。“1”は“2”よりも辞書的に前にあるので,“foo11”は“foo2”より小さいと看做される。 foo11 foo2 自然順 “foo”の照合までは辞書順と同じである。次に比較されるのは数値としての“11”および“2”である。“11”は“2”よりも数値的に後にあるので,“foo11”は“foo2”よ