第17回電撃小説大賞の大賞受賞作『シロクロネクロ』。その作者である多宇部貞人先生のインタビューをお届けする。 本作は、不慮の死を遂げたものの“えっちしたい”という強い未練を糧に、ゾンビとして復活した普通の高校生・不二由真(ふじ ゆうま)と、彼をよみがえらせたよい屍霊術師(ネクロマンサー)シロネクロの高峰雪路(たかみね ゆきじ)の関係を描いたおバカラブコメディ。 ひょんなことから一緒に暮らすことになった2人だが、“欲望を満たす=成仏”と知った由真はもんもんとしながら毎日を過ごすハメに。しかも、雪路が父から継いだ秘宝“死者の書(ネクロノミコン)”を狙う悪い屍霊術士“クロネクロ”まで現れて……。という展開になっている。 このインタビューでは、どういった経緯でこの作品が生まれたのか、そして作品作りのためにどんなアツい打ち合わせが行われているのかなどを、多宇部先生と担当編集に伺ってみたので、ぜひご一