横浜市は28日までに、勤務時間中にたびたびアルコールの臭いをさせ、正常な業務遂行に支障を及ぼしたとして、同市南区福祉保健センター保護課係長の男性(47)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にした。 市によると、酒の臭いを理由として地方公務員法の職務専念義務違反で職員を処分したのは今回が初めて。業務改善されなければ、分限免職処分も検討する。 男性は昨年4月から生活保護費の支給事務を担当。窓口で対応することもあった。男性は周囲に「自分は酒に強い。酔わないタイプ」などと話していたという。 市によると、上司がこれまで口頭や文書で十数回にわたって注意をしたほか、市民から苦情が出ていた。(共同)