今月16日、衆院予算委員会で、安倍晋三首相は民進党の山尾志桜里政調会長への答弁の中で「私は立法府の長であります」と発言。実際には行政府の長であり、安倍首相が、中学生が公民など授業で習う「三権分立」を理解していない可能性が明らかとなった。 問題の発言は、山尾政調会長が待機児童問題に関連して、民進党が提出した保育士給与を引き上げる法案が審議されないことを問いただした際に飛び出した。 「議会についてはですね。私は立法府、立法府の長であります」「国会は国権の最高機関として誇りを持ってですね、言わば立法府とは、行政府とは別の権威としてどのように審議をしていくかということについては、各党各会派において議論をしているわけでございます。その順番において私がどうこういうことはないわけでありますし(以下略)」 〇言い間違いなのか、ご都合主義の帰結か?全く意味不明な答弁である。安倍首相は自身を立法府の長、つまり