インターネットで売春などを持ちかける書き込みをして、北海道警に補導された少年少女は昨年、56人に上り、前年の4倍以上に増えていたことが分かった。夏休みは、安易な気持ちから小遣い稼ぎのために売春に手を出す少年少女も多く、道警はこうした「サイバー補導」を強化している。 「ホ別(ホテル代は別料金)3万、プチ(性交なし)なら5000円~1万」 道警少年課の捜査員は6月、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で売春をほのめかす書き込みを発見した。客を装ってメッセージを送り、会う約束を取り付けると、待ち合わせ場所の繁華街に現れたのは、まだあどけない顔立ちの少女だった。 捜査員に囲まれ、動揺した少女は、その場を取り繕うウソを並べて涙を流した。日中は高校に通う真面目そうな少女だが、放課後や休日などを利用し、1日に複数人を相手にすることもあった。連絡を受けた保護者は「まさかうちの娘が……」と、現実
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く