基本的には以前の記事でお伝えした通りなのだが、いくつかの点で解説が必要だろう。 今回のIntel 5シリーズ Chipsetより、ノースブリッジの機能(内蔵GPU、メモリコントローラ、PCI Express 16レーン)はCPU側に入るため、基本的にチップセットに実装される機能は従来サウスブリッジ側にあったI/O関連の機能となる。従って、差別化ポイントもSATAのポート数、USBポート数、そしてvProなどで利用される管理機能の有無などになる。 だが、実際には表を見て分かるように、従来と同じように外付けGPU用となるP57/55、内蔵GPU用としても利用できるH57/55、Q57というSKU構成に別れている。これは、LGA1156の特徴である、CPU側にはGPUコア、チップセット側にはディスプレイコントローラを内蔵し、その間をFDI(Flexible Display Interface)と